column

[ 愛すべきキャラクタの共通点 ]

pict
まずは新世紀エヴァンゲリオンの「渚カヲル」くん!
久しぶりに描いたら、ちょっと邪悪顔になってしまいましたが…いい子なんです。
透けるように白い肌と、赤い瞳と、ぱさぱさの銀髪。(ほんとはもっと)ふっくら頬に、タレ目。
スノドロhydeを見たときは、本気でカヲルコスかと思いました。
というか「hyde」という名前を認識する前は「カヲルに似てる人」と思ってました(笑)

浮世離れした美しき少年。その使命は重く、運命は非情。
私の初期衝動は彼に起因している。

二人目は…
少年ジャンプ藤崎版「封神演義」に登場する「王天君」。
だいぶ顔色が悪くて、耳も長いんですけれど、そこは軽くスルーしていただいて。
全身真っ黒。目の回りも真っ黒。シルバーアクセが大好きで、そして、とーっても小柄です。子供サイズ。
全身から邪悪オーラが立ち上っておりますが…彼もまた過酷な運命に翻弄されているのです。

彼は黒ハイドですね。
二人の見た目も雰囲気も、まるきり両極端なのに、どちらもハイドを思い起こさせるところが面白いな、と。

ちなみに「封神演義 (第13部) (コミック普通版) 」の表紙は王天君が飾っているのですが、
これは、私の中で「ベストオブコミック表紙デザイン」です。
王天君のいる位置といい、ポージングといい、余白の取り方も完璧。
今でもこの巻だけは、大切に保管してます。

しかし、残念ながらどちらも作品自体はお薦めする気になれないのでした…。

< back