live report

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2013.08.11
Yamanakako Communication Plaza KIRARA

昨日より後ろの方、さらに広々とした空間へ。
ライブ開始前に雷雨が止み、爽やかな天気に。

TODAY'S HYDE
登場時の衣装は、昨日とほぼ同じで色は黒。そちらは省略して…。

「脱いだらすごいんです」
アコースティックタイムの衣装がこちら。
色々と大変です。けしからん衣装です。

それにしてもトップとボトムと帽子のコーディネイトが残念極まりないです。

しかし、昨日ほどの衝撃はありませんでした。(慣れたのか?)

時間よ止まれ(矢沢永吉)
Jinさんと二人でアコースティック「時間よ止まれ」。
永ちゃんよりソフトで甘い感じ。でも重く歌おうとしてる感じ(笑)。

間奏のハーモニカが危うすぎてハラハラ…。
これ、吹かなきゃダメだったんですか?(笑)

HYDE MC
呑みながら、来年は何処でライブやろうかって話してて…。
「兄ィ!島でやりましょうよ!島、買いましょうよ!」(Jukenの真似)
って。…島かぁ…。


小さいお客さんを見つけて、話しかけるHYDE。

「同じ髪型にしてるの?」

ものすごく不機嫌そうな表情がスクリーンに映されます(笑)。
恥ずかしかったのかな??
それでもVAMPSピースを決めてくるあたり、凄い!

「あんた、大物になるわ!w」

次はお盆の曲です(笑)。
こういう雰囲気で歌いたいと、真っ先に浮かんだ曲で…。
僕はよく「死ぬ時ってどんな感じだろう」って想像して歌詞を書くんですが、なんとなくイメージが固まってきました。
死ぬ時になって初めて「自分はこのために生きてきたんだ」ってわかるのかなって。
昨年、身内が亡くなったんですけど、その人は僕の歌詞を知らないと思うんですが、同じような事を死の間際に話していて、印象的でした。
(途中でお線香に火を点しました)


MY FIRST LAST
夕焼けが広がる空の下、HYDEも観客も赤く染まります。
金剛鈴をチリリン…と鳴らしながら歌うHYDEに導かれるように、まざまざとその瞬間を思い知らされる。
そんなに遠くない未来を。

必ず訪れる死を。
その瞬間を。

想いのこもった歌声が抗うことを許さない。

強引に魂をここから引き剥がしてゆく。

ずっとずっと涙が止まらなくて、だけどそれは悲しみや寂しさよりも、
この人と同じ時代に生きる事が出来て、この人の歌を聴く事が出来て幸せだったなぁ…という。
暖かい気持ちで満たされていました。

このままPVにしたいくらい完璧な、美しい時間でした。


アコースティックが終わって…半裸で登場~!、は良いのですが…帽子…つば広の帽子かぶったまま…。
私もう、海の家でバイトしてる人か、農夫にしか見えなくて…先程とは違う涙で前が見えません。

REPLAY
唯一、帽子が効果的だったREPLAY。
ちょっと俯きがち。片目だけチラリ。ゾクゾクしました。

HYDE MC
そういえば今日は、ギターがすごく上手い友達が来てて…。 ちょっと弾いてもらおうかな~

「kenちゃん!」


バリッと正装したkenちゃん登場。
メンバー皆さんにお中元を配り始める(笑)。

ken「ここが日本で一番オッパイが揺れてるって聞いて来ました!
   昨年も揺れてたんで、今年は倍返ししようかな!と。10倍返ししようかな!と思って来ました」

その足下で、貰ったお中元の中身を確認するHYDE(笑)。

I'm so happy & HONEY
大好きな曲ですが…大好きな曲なだけに、この雰囲気では聴きたい曲じゃない…。
だって海の家のバイトの人なんだもの…(再び涙)。

HONEYは、hydeの歌唱そのまま!
あえて変える必要もないですしね。
HYDEとhydeの違いを堪能。喉の使い方からして違うんだろうな。

ラルクの時もわたくしHONEYは、ドラムが大好きでユキヒロさんを凝視してしまうんですが…。
本日はアリマツさん凝視!!いい!かっこいいわぁぁぁぁぁ。



あっという間の2時間半。
会場に入ってから終演まで、こんなにも気持ちよく過ごせたライブがあっただろうか…。
雷雨に遭われた方々は大変だったと思いますが、運良くそれも避けることができて、 しかも最初から広々エリアにいたので、開演まで座って過ごしたり…野外素晴らしい!

アコースティックの時間、相方は前方に行ってしまったので、周囲に誰もいない(笑)。
気兼ねなく思う存分、泣きまくってしまいました。タオルびっしょり。

かえすがえすも惜しいの衣装ですが…。
これで衣装まで完璧だったら、きっともう私はVAMPSを二度と観ようと思わないだろうな、と。
あまりに完璧なものを観てしまうと「次」を観るのが恐くなってしまう。
記憶を上書きしたくない。このまま保存して、このまま終わらせたくなってしまう。

そうならないように、ちょっと残念なところがあって良いのだ!と。
「MY FIRST LAST」で浄化された私は、いつになく穏やかな気持ちで山中湖を後にしたのでした。

ありがとうVAMPS!ありがとう山中湖!素敵な避暑地で最高の夏の思い出をいただきました。

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