live report


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2012.03.25
WORLD TOUR 2012
New York
Madison Square Garden

 

レベル100のスタンド。 すり鉢状の会場です。
開演時間になっても 客席埋まり具合は6割… 早く!早く着席して!

米音楽の聖地「Madison Square Garden」にやってきましたー!
開始前から会場の盛り上がりはハンパないです!
アナウンスが流れるたびに大歓声。
もう涙…涙…。ほんとにここでラルクが…(つД`)

しかし泣いてばかりもいられません。
私には重要なミッションが…。
それは、ワールドツアーで 最も気になる人物、 SPのフランクさん(仮名)を 生で見ること。

同じような体格(巨体)の人がたくさんいて、何度も騙される。
しかし、ついに見つけました。
ダークなスーツ姿が今日も素敵。
フランク(生)さん!!!

テンション、めっちゃ上がったーーーーー!!!
さぁ、いつでも始めちゃって!


いばらの涙
大号泣 。・゚・(ノД`)・゚・。
攻撃的なオープニング映像とは、うって変わって。
ひそやかな、ささやき。
闇に灯った、かすかな炎。
その呼吸。
それが、ぶわぁぁぁぁぁーと燃え盛る圧倒的な歌唱に、大歓声が重なってゆく。

勢いを増した炎が、大地を駆け巡るかのような「CHASE」への繋がりも素晴らしい。

その迫力に、美しさに、よろめき支え合うmayuさんと私。


TODAY'S hyde
なななななんじゃ、そりゃぁぁぁぁぁ!!
なんというけしからん衣装!ハァハァ。
ただ立ってるだけなら黒いスーツなのに、実は、襟付きノースリーブベストと袖だけのボレロという組み合わせ…。

腕を動かすたびに「付け根」とか「肩」とか見えるーー!…ハァハァ。

こ、これはまるで…リアル「妄撮」!!!
と思ったのは私だけではないはず。
はい、私も!という人、手を上げて!…いない?……まさかそんな!!

※説明しよう!
妄撮とは「可愛い女の子の服の下はどうなってるんだろう?」という妄想を具現化したグラビア企画です。

例えばこのコだったら…
←「服に隠れた腕の付け根が見たい」という願いが、その写真の一部を破りとる形で見える。

←こんな感じ

脱がせるのではなく、着衣のまま!一部服の下が見える!
それが画期的なのです!(力説)

妄撮について力説した後で恐縮ですが…
hyde、美人やーーーーーーーーー!

ヘアメイクを担当されたというKaren C.Bishopさん、good job!
最近はずっと黒だったから、ブラウン~ゴールドの髪が新鮮。
しかもゴージャスに結い上げて、毛先はカールさせている(感動)。
hyde、かわいくしてもらったね。

アイメイクも眉も優しい雰囲気。

スクリーンにhydeのアップが映ると、大歓声のあと、ほぅっと溜息出てるwww


hyde MC
What's up New York!
L'Arc~en~Ciel in Madison Square Garden!


叙情詩
女優帽と手袋 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
なんだかもう無敵の美人ぶり。フル装備。
どうしたいんですか?どこへ向かっているんですか?
ドリンキ→レベレの後なので、この、しっとりした瑞々しさが際立つよぅ。


XXX
ひたむきな愛から、一転して…フェロモン全開!妖艶すぎます。ぎゃゃああああ…。
「Trap of infatuation kiss」の左手ポーズが!
本日の衣装の魅力が最大に活かされてます!!
ノースリーブワンピース&長手袋に見えるよー。
女優…女優や……。


fate - forbidden lover
ひたむき→妖艶からの…絶望と悲しみ。
長編映画を見てるみたいな気分にさせられる。
風を受けているので、forbidden loverではとくに、裾がふんわりで女性に見える。
(ちょうど足元はモニタースピーカーで見えない)
美しすぎる未亡人がここに。

このシルエットがあまりに素晴らしくて、この曲だけはスクリーンを見ませんでした。
大サビを歌い終えると、
羽ばたくような雄弁な腕の動きが止まり…。
翼をたたむように…羽根を休めるように…。
ようやく、その場所へたどり着いた鳥のように、マイクスタンドに両手を添えて、Outro…。


MY HEART DRAWS A DREAM
kenちゃんのギターソロで、ものすごい歓声。ああ…泣く、これは確実に泣く…。
目深に被っていた帽子を外した…せいではあるまい。
hydeの表情の明るさ、眩しさ。

今、このステージに立ち、歌っていることの喜びが全身から溢れて、溢れて、
会場を満たしていくのが分かる。

金色のオーラが、だだ漏れで「蓋開けちゃってる」状態。

満員ではないけれど、そのことが逆に彼らに「その先」を見せている。

憧れていた山頂で、登らなければ見えなかったもっと高い山を見つけて。

新たな景色を求める喜び。
なによりも今、誇らしげな彼ら。

イヤモニを外して、観客と繋がろうとするその姿に、もう、涙涙で前が見えません。
あの、金色のキラキラ出してるのがhydeですよね?
最後にそっとマイクに、くちづけて……暗転。もう抜け殻です。


Ken MC
ワールドツアーでは、なぜかメンバーにお土産をプレゼントしているケンちゃん。
本日はユッキーにモノポリーをプレゼント。
今夜、ラルクみんなでやるって言ってました(笑)。


Driver's High
テッちゃんの肩に腕を乗せて歌ってます!
ニコニコしてて嬉しい。


STAY AWAY
テッちゃんがベースをブイブイ言わせている間、上手花道のはじっこで観客と交流。
至近距離でバシバシ写真撮られてますけど!(笑)
前奏のドラムに合わせてエアドラムかわええ。


Encore
手拍子、歓声、足踏み、ウェーーーブ!
盛り上がってるよぅ。良かった、良かったねぇ(つД`)
スクリーンに「あなた」の歌詞が出て、みんなで合唱。


Blurry Eyes
手拍子するところ…hydeが「お手を拝借~~~」って感じに両手をジワジワ上げてくのが可愛いいいい。
ホイッスル投げは、今日もぐるぐる手に絡まってました…。



hyde MC
Thank you so much.Thank you.Thank you.
(英語)ここに来るまでに20年かかりました。また会おうね。
最後の曲です…「虹」



だから「虹」で虹色に輝く電飾はやめなさいと!!!(怒)
降り注ぐ火花も追加され、その瞬間まで号泣していたのが嘘のようにドン引きしました。
なんという残念な演出!しかしこれがラルク!!どうしても「残念さ」と手を切れないそれがラルク!(また号泣)。
もうこれマイナス100点です。何も残らない…いつもなら…だけど今日は特別に……
MSG加点が1000点ついているのです!!だから大丈夫。負けるな私。

始まるまでは空席も目立ち、どうなることかと不安もありましたが、最終的にはみんな熱く盛り上がってました!!
変に小細工して満席にするよりも、これでよかったんだ、と思いました。
ラルクはアメリカに向けて音楽を発信していたわけではないし、プロモーションも控えめ。
つまりここにいる人達は…世界中にあふれる音楽の中から日本の音楽を、ラルクをキャッチし好きになってくれた人達なんだ。
そんな人達が1万人以上集まったんだ!
そのことが心から嬉しい。
誇張も謙遜もない。等身大のラルクアンシエルの姿、パフォーマンスに感動と感謝。
そしてこの上なく美しいhydeを…ありがとう。
(隣の席の女の子はhydeがスクリーンに映し出される度に「Oh My God!」と、つぶやいていた)
終演して、席を離れ、会場を出て…見渡せばいろんな国の人がみんな笑顔。素晴らしい夜でした。


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